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「唯一無二 誰も見たことのないアート、求む。」

現代美術、日本画、洋画など、形ばかりのジャンルを超えて「新しい体験」をさせてくれる作品を時代は常に求めています。muni Art Award は、新人発掘のオーディションでもありますが、同時に時代を変える、アートの世界に変化をもたらす本当のスターを次の世代のために発掘する試みとして、本年新しくスタートしました。

8名のファイナリストが決定!

230名を超える応募者の中から、8名のファイナリストが決定しました。

​グランプリ・各審査員賞は9/6(月)にWEBで発表いたします。

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​来場者の投票でビューワー賞が選ばれます

mini Art Award 2021 展では、厳正な審査を経て選考されたグランプリ、各審査員賞、そして、ファイナリストたちの作品を展示いたします。会期中にあなたの投票する一票で賞が決まる「ビューワー賞」もあります。ぜひ次世代のアーティストの作品をご高覧いただき、ビューワー賞にもご投票下さい。

会期

2021年9月9日(木)〜16日(木) 会期中無休 入場無料

時間

10:00〜18:00

会場

ぎゃらりい秋華洞

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01

岸 裕真 
Kishi Yuma

岸裕真「Seeds」
(映像)

作品コンセプト

江戸時代に制作された春画のデジタルアーカイヴを、国際日本文化研究センターの協力のもとでイメージ生成のAI技術を用いて学習し、絵巻スケールで連続的に生成させた映像作品。 抽象化された肉体の蠢きは、身体を持たないAIにとって理解し得ないものだが、私たち人間はたしかに認識ができる。 技術が進歩し世界が情報化されていく中で、人間を人間たらしめるものとは何か、また愛とは、欲とはいかなるもので、それはどのように生まれ、消えていくのかを問うための制作。

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岸 裕真 
Kishi Yuma

プロフィール

AIを人を模倣するものではなく、異次元のエイリアンの知性として捉え、その知性を自らの身体にインストール・依代として貸し出すことでデジタルな知性とアナログな身体を並列関係に配置した制作を行う。 制作の中にはしばしば過去の美術史のモチーフが借用され、それが歪な形でテクノロジーと接合されることで、作品空間に介入した鑑賞者は今ここに存在する自己や世界に対する意識が一瞬脱臼するような感覚を想起する。またNIKEやVOGUEにも作品が起用されるなど、多領域にわたり活動中。

2019 年東京大学大学院工学系研究科修了. 
2021 年より東京藝術大学先端芸術表現科修士課程在籍.
2019 Eureka展, Gallery Water (六本木)
2020 富士山展3.0 -冨嶽二〇二〇景-, T-ART HALL (天王洲)
2020 荒れ地のアレロパシー, MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY (日本橋) 
2021 絵画の見かた reprise, √K Contemporary (神楽坂)
2021 Neighbors' Room, BLOCK HOUSE (原宿)

02

木原 健志郎 
Kihara Kenshiro

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木原健志郎「Scapegoat」

(30号・キャンバスに油彩)

作品コンセプト

私の制作は、特撮ヒーローや怪獣などのおもちゃと、書き割りのような風景写真を組み合わせ、ジオラマを作るところから始まります。その過程は、幼少期に行っていた「遊び」に近いものがあります。私は幼少期の経験や記憶に自らのルーツを見出し、そこに「遊び」を取り入れることで絵画にしています。
子供の「遊び」というのは、楽しげなイメージと同時に、残酷で暴力的な側面も併せ持つと思っています。今でも、子供の頃の自分が強く出現することがあり、そんな自分をおもちゃに重ねて描いています。

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木原 健志郎 
Kihara Kenshiro

プロフィール

私の制作は、おもちゃを使ってジオラマを作るところから始まる。その過程を取り入れることで、幼少期に「遊び」で得た感覚をリアリティを持って表現できると考えている。

子供の「遊び」の中には、純粋と暴力が同居し、その二面性は自分の中にも存在する。そんな自分をおもちゃに重ねて描いている。

1997年兵庫県生まれ。

尾道市立大学大学院 美術研究科美術専攻油画コース在籍。

2021年 FACE2021〈SOMPO美術館・東京〉入選

昭和会展〈日動画廊・東京〉入選

三菱商事アート・ゲート・プログラムスカラシップ奨学生(2021年度)

03

木原 幸志郎 
Kihara Koshiro

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木原幸志郎「New Creature」

(30号・キャンバスに油彩)

作品コンセプト

自作した抽象立体に流動的な絵具を流し込み、それを撮影した写真を元に写実的な油彩絵画を制作しています。
「具象」と「抽象」という要素や、「瞬間」と「永遠」、「在る」のか「無い」のか、などといった対立する要素を一つの画面の中に同居させることで、それらの境界について考えを巡らせることができるのではないかと考えています。二項対立する要素は簡単に言葉で表すことができますが、それらの境界の部分にこそ、言葉では表せない魅力があり、絵画にする価値があると思います。

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木原 幸志郎 
Kihara Koshiro

プロフィール

画面の中に「抽象」と「具象」、「瞬間」と「永遠」、「真実」と「虚構」などといった対立する要素を同居させることで、それらの境界について考えを巡らせることができる油彩作品を制作している。二項対立する要素は簡単に言葉で表すことができるが、それらの境界にこそ絵画にする価値があるのではないかと考えている。

 

1997年 兵庫県生まれ 尾道市立大学大学院美術研究科美術専攻油画コース在籍

2021年 The 16th TAGBOAT AWARD 審査員特別賞(徳光健治賞)受賞

公益財団法人クマ財団第5期クリエイター奨学金 認定

04

駒嶺 ちひろ 
Komamine Chihiro

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駒嶺ちひろ「ひとがたシリーズNo.40(ハチ)」

(ぬいぐるみに糸によるドローイング)

作品コンセプト

平成〜令和の現代にあふれるものを代表して七体のキャラクターの人形を選びました。それらは融合し60年代を代表するシンボル的な女性像を世に打ち出した彫刻家ニキ・ド・サンファルの「ナナ」のような人の形に変形しています。これは現代のものを昔の価値観に当てはめて読み解くことや、昔のものを現代の価値観に当てはめて読み解くことについての人の形をしたドローイングです。

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駒嶺 ちひろ 
Komamine Chihiro

プロフィール

1993年 岩手県生まれ
2020年 東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻芸術総合領域 修了
2017年 愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻 卒業

主な展覧会
2021年『おおおままごと』(個展)/石巻のキワマリ荘1F GALVANIZE gallery(宮城)
2020年『ルイジトコトナリー類似と異なり』(企画展)/はじまりの美術館(福島)
2020年『「遊園地都市の進化ースクワット作戦会議 in 渋谷」内企画展「内見フロア』(企画展)/RELABEL Shinsen402号室,403号室(東京)
2019年『いつかどこかへ飛んでゆく』(個展)/画廊跡地(東京)

05

辻 將成 
Tsuji Masanari

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辻將成「YAKUDOW [ R,P,O ] 2021 - Absent body」
(写真 / 溶剤出力 / アルミフレーム巻き込み )

作品コンセプト

可視化された踊りの動きと不可視の身体、一枚の写真の中にあるリアリティーを表現した。私にとってダンスは瞬間芸術で儚いものであり、その一瞬を表現する事で私自身が存在する理由に置き換わることもある。
踊りは映像で残せるが記録という要素だけで無く、瞬間のエネルギーを表現する事を意識して写真で制作している。
躍動し、光を使い空間にドローイングされた作品は、動きのみを写しとった非現実のような写真だが、その場・その時に痕跡を残し、可視・不可視の間で表現された身体を表す作品となる。

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辻 將成 
Tsuji Masanari

プロフィール

空間と身体、光をテーマに東海地区を中心に作品を制作しているアーティ ストであり、現役のブレイクダンサー。身体表現 (ダンス ) を軸に時間や痕跡、空間を表現のテーマに、彫刻・インスタレーション・写真・ペインティングなどジャンルにとらわれず、様々な作品を生み出している。

芸術 と自分自身の関係性を模索し、必然的な空間性、可視・不可視の表現、移ろう時間、“儚さ” の表現を追い求め、この先も様々な作品を生み出そうとしている。

  

2019年 愛知県立芸術大学 博士前期課程 修了

2021年 織部亭 個展 am I - 二つの情景 - 愛知県 一宮

2021年 点と点と線 こまきアートプロジェクト - 愛知県 小牧市 参加

06

土井 直也 
Doi Naoya

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土井直也「新・だるまの入れ物」
(シーチング、キャンバス、顔料、糸)

作品コンセプト

「先が見えないコロナ渦において、部屋に篭り壁に向って作業を続ける日々は、達磨大師の座禅を彷彿とさせる。
日々座って考えることで自らの思考が拡張し、広がりの先に新たな生物(型)を作り出す。
型を逸脱した先にあるのは、新たな型。それを逸脱すると、その先にまた新たな型が出来上がる。
思考の拡張が身体性を拡張し、概念的入れ子構造を作り上げる。私たちは日々、新たな入れ物となるのである。」

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土井 直也
Doi Naoya

プロフィール

「人はモノを見たとき、瞬時にそれが何であるかを理解しようとし、そこには本質があると考える。しかしモノは多くの人間の「認識」という名のレイヤーによって作られており、その中心(本質)には何も無い。私たちの周りに存在するモノは、一時的な表面をもった単なる入れ物に過ぎない」

土井は、目に見える相対的な事象に対して、パラドキシカルな本質を見出し、新しい入れ物として制作している。 パターンカッティングの技術によって、オブジェを解体・再構築することで、「仮」の状態を可視化し、物事の価値や本質について考察、制作している。

衣服の仮縫いで使用されるシーチングを主な素材として使用し、プリントや製図によるアートワークを制作。パフォーマンスまですべてを行う。

 

1984年北海道生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、企業パタンナーを経て渡英。留学先での語学に対するコンプレックスから、「モノ」の曖昧さと信憑性について研究。帰国後は東京を中心に制作、発表を続ける。

 

個展

2021 免疫の入れ物/賢者のローブ / JR tower ART BOX(札幌)

2020 新・赤星の入れ物 / Free Information Gallery (札幌)

2020 gallery neo × GalleryKINGYO共同プロジェクトVol.3「新・虎の衣を借りて着る」/ GALLERY KINGYO(東京)

2017 Transition / GALLERY GALLERY(京都)

07

原 ナビィ 
Hara Nabbie

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原ナビィ「ポイズンポイズンポイズンズン」
(30号・油彩)

作品コンセプト

格闘漫画などでよく出てくる毒手をモチーフとして取り入れ、毒手を性欲とし、周りの友達から聞いたセクハラ発言や痴漢や体についての発言などに対しての反抗というテーマで描きました、それらの行動には愛はなく暴力的しかないと思っているからです。愛が性より先にあるのは辞書でだけ(キャラバンより引用)

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原 ナビィ
Hara Nabbie

プロフィール

2020年 都立世田谷総合高校 卒業

2020年 東京藝術大学 油画専攻 入学 現在同学科在学中

08

松本 千里 
Matsumoto Chisato

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松本千里「雲脈を絆して」
(ポリエステル布、ミシン糸、電動機器)

作品コンセプト

これは手絞りの粒を集積させた作品です。膨らんだ形は雨粒をため込んだ雲を思い浮かべます。作品は小雨が降るように個々が震えていたかと思えば、突然落雷したように全体が連動することもあり、不規則で滑らかな動きは生命体をイメージさせます。
ひとつひとつの絞り粒は独立した存在でありながらも、大きな雲脈として息づく姿からは、私たちの人間のように、寄り添い呼応しあって生きているみたいです。

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松本 千里
Matsumoto Chisato

 

プロフィール

1994年 広島生まれ
2020年 広島市立大学芸術学研究科博士課程前期課程 修了
2021年 広島市立大学芸術学研究科博士課程後期課程 在籍


伝統的な染織技法を学び、インスタレーションやパフォーマンス活動など、素材と技法に根差した現代に
おける新しい表現を挑戦し続けている。絞りを人に見立てた「個と群衆」をテーマに抽象的な空間造形を
通して現代社会に息巻くエネルギーを作品に込めている。

展覧会・活動歴
2021年「東京アートフェア FUTURE ARTISTS TOKYO2021」東京/ 東京国際フォーラム
    「Azure Hiroshima Base オープニング記念アート展」広島/Azure Hiroshima Base
    「WIRED GENERATIVE - アウトオブダークネス」WIRED WEB メディア公開/HP
2020年「六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2020」神戸/ 六甲山
    「第23回広島市立大学芸術学部卒業・修了作品展」広島/ 広島市立大学
    「KUMA EXHIBITION2020」クマ財団WEB メディア公開/youtube
    「グループ展-vigor」東京/GALLERY ART POINT
2019 年「2019 金沢世界工芸コンペティション」金沢/ 金沢21世紀美術館
    「クマ財団クリエイター奨学金 第3期奨学生」合格
    「第3回独立行政法人国立病院機構呉医療センターコンペティション」広島/ 医療センター
    「アートフェア東京2019 Future Artists Tokyo 展」東京/ 東京国際フォーラム 他

 

受賞歴
2020年「六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2020」公募大賞 準グランプリ
      「第23回 広島市立大学芸術学部卒業・修了作品展」優秀賞
2019年「2019 金沢世界工芸コンペティション」入選
     
「第3回独立行政法人国立病院機構呉医療センター学生対象コンペティション」優秀賞
2018 年「第21回広島市立大学芸術学部卒業・修了作品展」優秀賞・買い上げ賞    
    「2018年度広島市立大学学長奨励賞」受賞  他